かぎろひ~勺景~バスが日に数本しか走らないような閑散とした村・吾潟村。
突然転校してきた美少女・水無月紫陽花(みなづきあじさい)。
主人公・小鳥遊葵(たかなしあおい)は、誰も相手にせず、
また誰からも相手にされないそんな紫陽花の姿をずっと目で追いかけていた。
葵は、紫陽花から空き教室に呼び出される。
「ひとつ、ゲームをしましょう」
紫陽花のそのひと言から、葵の周りですべてが変わりだす。
謎めいた美少女・紫陽花、幼なじみの後輩・桐島楓(きりしまかえで)、
元気で明るい少女・白屈菜(くさのおう)、
村の代表を務める美女・根頭菫(ねずすみれ)。
それぞれの想いが交錯する中、物語が紡がれていく。