朝凪のアクアノーツとある放課後、ちょっぴり風変わりだが可憐な容姿を持つ少女・
朝凪深緒に校舎裏に呼び出された主人公‘慧本亜樹’。
甘い告白かと期待に胸を膨らませていた彼に、
「仕方ないね。……あなたが悪いんだもんね。うん、仕方ない。可哀そうだけど」
と、深緒は金色の‘ハンマー’を振り上げる。突然の事態に困惑する亜樹に彼女は、
「トボけないでよ!見たんでしょ、わたしの‘姿’を!!」
――それは、真っ暗な闇に沈んだ海。波の音に乗って流れる澄んだ歌声。
そして、月明かりに煌いた、彼女の桃色の鱗――。
深緒が見舞った強烈な一撃で、亜樹の一風変わった夏が始まった!